コーヒーグッズ

DAISOコーヒードリッパー5種類比較(初心者でも違いがだせる?)

こんにちは!

ふぇねっくです。

前提条件

ドリッパーの比較検証を行うにあたり、抽出条件は次の通りとしました。

使用豆  :マンデリン

豆量   :12g

挽き方  :中挽き

湯量   :180ml

湯温   :83℃

抽出時間 :3分

では、さっそく比較検証を始めましょう。

コーヒードリッパー(1~2杯用)

形的にはカリタやメリタに似た、よく見る台形型のコーヒードリッパーです。

抽出穴は3つ穴です。素材はクリアなプラスチックで思った程チープ感は感じません。

淹れてみると、蒸らしの際の粉の膨らみが足りないような気がします。

(腕が悪いのかもしれませんが(笑))

抽出スピードは速めです。

お湯を入れると即応するように落ちてきます。

抽出スピードが速いため、口当たりはクリアでアメリカンコーヒーのような味わいで

ゴクゴク飲める仕上がりです。

うん、普通においしいですね。

コーヒードリッパー(2~4杯用)

これは1~2杯用と同じかと思い、比較検証対象外に使用かと思ったのですが

抽出穴が4穴ということで、もしかしたら味が変わるのでは?と思い対象にしました。

こちらの色はクリアブラウンです。コーヒー感醸し出していますね(笑)

さらに計量カップ付きです。(目盛はありませんが約10gでした。)

1~2杯用より底面面積が小さいですね。抽出穴とこの形状で味が変わるのでしょうか…

抽出スピードは1~2杯用と変わらない感じです。そこに穴の数は関係ないようです。

肝心な味については…1~2杯用と変わりませんでした。(上手な方が淹れれば変わるかも?)

私の腕では違いはかわりませんでした。

クリアな仕上がりでゴクゴク飲めるコーヒーに仕上がりました。

抽出する量によって1~2杯用と使い分ける使い方がよいと思います。

バネ式コーヒードリッパー

キャンプで使うコーヒードリッパーの定番の形ですね。

有名なのはユニフレームさんのものでしょうか?

折り畳み式で使うときにびよ~んとやるやつです(笑)

キャンプでコーヒーと言えば、これ!というような定番感を持つのは私だけでしょうか。

抽出穴タイプ的には1つ穴タイプになるんですかね?

ハリオ式タイプに分類していいのかな?でも当然リブはありません。

この手は結構コーヒースタンドやマグカップへの接地が不安定だったりするんですが

(他大手100円均一さんのバネ式は安定感ありませんでした。)

コーヒースタンドへの設置の安定感はあります。グラグラしたりはしません。

粉を入れると…あれ?ペーパーが真っ直ぐにならない…

何度やり直しても真っ直ぐにならない…諦めてこのまま淹れることにします。

お湯を注ぐと…ペーパーが沈む…

あれ?これ、最後まで淹れられる??おっかなびっくり少しずつ淹れていきます。

抽出スピードはちょっとゆっくり目ですかね?

溜まったのが詰まって押し出されているような感じがしました。

肝心な味ですが先の2つと比べると苦みが強く感じられます。抽出スピードが少しゆっくり目だからでしょうか。

それと前の2つでは気にならなかったエグみが感じられます。

ペーパーで濾して悪いところも一緒に出てきたコーヒーって感じの味です。

アウトドアやキャンプで使用するのが目的のドリッパーですので、このぐらいワイルドな

味わいの方がいいのかも知れません(笑)

お湯を注ぐ時にペーパーフィルターが崩れないよう注意が必要です。

私は1~2杯用のペーパーフィルターを使用しましたが、2~4杯用を使用すると安定感出るかも知れません。

ステンレスドリッパー

ステンレスコーヒードリッパーです。

文字通りステンレスで出来ているメッシュタイプのドリッパーです。

ペーパーフィルター不要でエコ&節約!というのはわかりますが、洗うのが大変そうで

手を出していなかったですね。味もかわるのかどうかよくわからないし。

普通に買ったら結構なお値段しますしね。

そんな代物を500円でお試しが出来ちゃう!てことでお試しです。(洗うのが大変なのは

覚悟して購入です!)

ステンレスドリッパーはシングルメッシュとダブルメッシュの2種類あり、この商品は

ダブルメッシュです。500円でダブルメッシュ!!

シングルメッシュは目詰まりしにくい構造ですが、コーヒー粉の微粉が抽出したコーヒーに混じります。ダブルメッシュの味わいはペーパーフィルターに近い味わいで、微粉は混じりづらくなっています。

ダブルメッシュの方が目詰まりしやすいのでしっかりと洗う必要があります。

一般的にステンレスドリッパーはコーヒーオイルが抽出されオイリーな味わいになります。

ステンレスでちょっとした高級感がある気がします。

持ち手はシリコンゴムが施されていて熱くならないようになっています。

淹れ方はペーパーフィルターのドリッパーと同様の淹れ方で淹れていきます。

抽出スピードはゆっくり目で滲み出るように底から出てきます。

肝心の味ですが、ペーパーフィルターで淹れたのよりまるやかな口当たりです。

まろやかな口当たりのせいか苦みもマイルドに感じます。

よ~く見るとコーヒーオイルらしきものが浮いて見えます。

500円ステンレスフィルターでも僅かですがコーヒーオイルは出るようです。

ですが、マイルドさがコーヒーオイルによるものかは判断つきませんでした。

(オイリーな感じはしなかったです。)

ただ、ペーパーフィルターとは明らかに味が変わりますので味の変化を楽しみたい方や

とりあえず試してみたいという方には良いのではないでしょうか。

ティー&コーヒープレス(h2)

この商品をコーヒードリッパーの分類に入れるかは正直悩みました。

ですが、フレンチプレスは立派なコーヒー抽出器ということと、私自身この商品が

気になっていましたので、最後に強引にねじ込みました(笑)

本体はガラスで出来ていて、外枠はプラスチックです。

蓋部分の注ぎ目がもう少し細かくてもいいような気がします。

肝心なプレス部分。

メッシュ部はステンレス製で、ここももう少し目が細かくてもいいような気がします…

微粉が大量に入りそうな予感が…

こんなものなのでしょうか?

とりあえず、淹れてみます。

淹れ方は簡単です。中挽きしたコーヒーをポットに入れて、83℃のお湯を180ml

注ぐだけ。お湯を入れた後はヘラ等で粉が見えなくなるまで撹拌します。

後はプレス部を上げたまま蓋を閉めて4分間待つだけです。

4分経過したら、プレス部を3~5秒かけて下に下げます。

後は微粉が入らないようゆっくりカップに注ぎます。

お?!ペーパーフィルターで淹れたコーヒーより明らかに茶色です。

はっきりとわかるほど茶色です。

さらにコーヒーオイルがかなり抽出されています。

肝心の味ですが、オイリーで苦み、コク、雑味とコーヒー豆の全てが抽出されている

感じでちょっと粉っぽい感じもしますので、やはり微粉も入ってしまっているようです。

やはり、微粉が入っていました。

構造上、仕方がないですがもう少し荒く挽いた方がいいかも知れません。

湯量も今回は条件を合わせる為に180mlにしましたが、フレンチプレスで

楽しむには160mlぐらいが適量かと思います。

とは言え、フレンチプレスをお試しするには十分すぎる商品かと思います。

淹れ方も豆量、湯量、湯温をしっかりと計って入れると毎回ほぼ同じクオリティの

コーヒーが淹れられるのは魅力ですね。

ただ、プレス部を洗うのが大変です。外枠とガラス部は外れないと注意書きがありましたが、洗っていると外れました(笑)ご愛敬ですね。

微粉が入り口当たりにざらつき感があることと、雑味やエグみも含め、コーヒーのエキスが

全部出る感じですので、好みは分かれると思います。

まとめ

いかがでしたか?

おすすめは、やはり台形型コーヒードリッパーです。

すっきりとした味のおいしいコーヒーが淹れられます。

以上、ご参考になれば幸いです。

ティー&コーヒープレスも完成度が高く、試す価値ありです。